HOME > 保証協会の担保評価

保証協会の担保評価

信用保証協会の担保評価はどのように行っているのかについてご説明します。
何故この知識が必要かといいますと、以下の理由によります。

  • 担保物件を任意処分する場合、信用保証協会は独自の担保評価額以下での売却に応じない。 逆に言うと、評価額を上回れば売却に応じる。
  • 信用保証協会の担保順位では回収が見込めない場合、返済交渉方法が変わる。
      ※詳しくは『競売を回避するには』へ
評価額自体は、基本的に担当者に問い合わせれば教えてくれます。
ただし、本当のことを言うとは限りません。
信用保証協会もできるだけ高額で売却して回収したいので、吹っ掛けてくることも考えられるのです。例えば、身内売買をする場合、信用保証協会は足元を見て売却価格を吊り上げようとするでしょう。そんな時は、相手の評価額を知ることで、交渉の幅も広がるでしょう。


さて、話が遠回りしましたが、信用保証協会の担保評価についてご説明します。
まずは土地について。
土地については基本的に『路線価×?』であると言われています(実際に交渉の現場で発言がありました)。
もちろん土地の形状等により減価されることもありますが、基本はこの価格のようです。


次に建物(戸建て)です。
これは大変申し訳ないのですが、『よく分からない』というのが正直なところです。
交渉の場面でもあやふやな回答が多くて困っています。
よく金融機関で行っている通り、木造や鉄骨等の構造により独自の単価設定があり、それに床面積や耐用年数を使って評価しているようではあります。
一ついえるのは、『15年以内の比較的新しい建物意外はほとんど評価しない』ということでしょう。


続いてマンションです。
これも難しいです。
基本的には近隣の売買事例でしか評価しようがないものです。
明確にご説明できずに申し訳ございません。


これらを参考にして、交渉に臨んでください。 交渉の材料は多ければ多いほど良いものです。



打倒!!信用保証協会 代位弁済



inserted by FC2 system